最先端理化学機器の製造販売を行うナノフォトンは、大阪大学ベンチャーキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、池田泉州キャピタル、三菱UFJキャピタルを引受先とした第三者割当増資を実施したと発表した。
ナノフォトンは、平成15年に創業、光を使った最先端の理化学機器を開発し、全世界に提供するレーザー顕微鏡の専業メーカーである。大阪大学河田研究室が持つナノテクノロジーやフォトニクスに関する世界最先端の研究成果を活用、平成17年に高速で高分解能なラマン分光イメージングが可能なレーザーラマン顕微鏡を世界で初めて商品化し、以降も次々と新しいラマンイメージング装置を開発している。
分析機器業界で急速に拡大しているラマン分光分析市場において、イメージング装置のトップブランドとしての地位を確立しているが、さらにビジネスのグローバル化を加速するため、今回、事業領域拡大のための開発資金及び設備投資資金を調達したもの。