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三菱重工業、フランス電力会社と原子力発電事業での協調に向けた覚書締結

総合重機メーカーの三菱重工業(以下「三菱重工」)【7011】と仏国の電力大手であるフランス電力会社(EDF)は、商業用原子力発電分野において戦略的かつグローバルな協調関係を構築することで合意し、覚書に調印したと発表した。

EDFは世界最大の原子力発電事業者として、原子力発電プロジェクトの開発、およびその国際的な協力において豊富な経験、並びに非常に高い専門性を有している。また、EDFグループとしての組織体制、設計技術力などの多くの知見を活かし、仏国内外における原子力発電プラントを建設し、仏国で58基、英国で15基のプラントを運用している。

三菱重工は、仏国の標準炉であるPWR原子力発電プラントの総合メーカーとして、設計、機器の製造から建設、保守・点検までの一貫した技術により、日本国内で24基の納入実績を持ち、日本国外の計14ヵ国に対する機器の輸出も手掛けている。

今回の覚書は、日仏両国の原子力産業界の連携強化に向けた戦略的取り組みとして、EDFと三菱重工が有する商業用原子力発電分野での強みを活かすことを狙いとして締結されたもの。

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