データ通信やシステム構築事業を行うSI大手のNTTデータ【9613】は、子会社であるドイツのitelligence AG(以下「itelligence」)が、BIT.Verwaltungs GmbH(以下「BIT」)の持分100%を譲り受けることで最終合意したと発表した。
NTTデータの子会社であるitelligenceは、SAPに関するコンサルティング事業、システム・インテグレーションおよびソフトウエア開発事業などを行っている。
今回、SAPクラウド、およびマネージドサービスに強みを持つBITの持分100%を取得することで、itelligenceはドイツ国内のITサービスプロバイダーとしての地位を確立するとともに、ドイツ東部での開発や保守・運用のさらなるリソース確保を行い、サービスの提供範囲を拡大する。
またNTTデータグループにおいては、ソリューション・地域の両面で、itelligenceとBITとの間でシナジーを創出し、欧州・ユーロ圏の中核市場であるドイツにおけるシェア拡大を進めるもの。