エネルギー関連設備・システムを扱うファブスコは、佐賀銀行【8395】と佐銀キャピタル&コンサルティングが共同で設立した「佐銀ベンチャーキャピタル投資事業有限責任組合第三号」を引受先とした第三者割当増資を決定したと発表した。この増資による調達金額は、30百万円。
ファブスコは、省エネ電材の卸売りを主業とし、日本における電気自動車を普及させる為の新事業として電気自動車充電インフラ設置事業に取り組んでいる。また、充電設備の設置者向けに、設備の設置と運営をサポートする事業と、また、充電設備の利用者向けに、会員になることで多くの場所で充電できる利便性を提供する会員事業を今後展開していく予定だという。
政府が進める電気自動車と充電インフラの普及政策のもと、次世代エネルギーの活用分野での伸びしろは大きく、高い成長性が見込まれることから、今回の増資に至ったもの。