広告大手の電通【4324】の海外本社である電通イージス・ネットワークは、オーストラリアの有力デジタルマーケティング・エージェンシーであるScorch Pty Ltd(以下「スコーチ」)の株式51%の取得と、今後、完全子会社化するオプションを電通グループが有することについて合意したと発表した。
スコーチは、2006年の設立以来、各地の中小企業を対象に、SEO(Search Engine Optimization)をはじめとするパフォーマンス領域のデジタルマーケティング・サービス(広告やウェブサイトなどのデザイン、コンテンツ制作、ソーシャルメディア・マーケティング、Eメール・マーケティング、データ解析)を提供している。
株式取得後、電通は、スコーチのブランド呼称を「Scorch iProspect(スコーチ・アイプロスペクト)」とし、グループ会社との連携によりシナジーを生み出していくことで、オーストラリアでの成長戦略を加速させていく考え。