医療用医薬品、農薬、動物薬の製造販売等を手掛けるMeiji Seikaファルマ(以下「Meiji」)は、パナソニックヘルスケアの光線力学的療法関連事業の譲渡に合意し、「注射用レザフィリン®100mg」(一般的名称:タラポルフィンナトリウム、以下「レザフィリン」)を用いた光線力学的療法(PDT)に使用するPDT半導体レーザ、および単回使用PDT半導体レーザ用プローブについて製造販売承認の承継の手続きを完了したと発表した。
なお、Meijiは2015年10月9日に第一種医療機器製造販売業の業許可を取得しており、今後はアンリツに同PDT半導体レーザおよび同プローブの製造を委託する。
Meijiは、レザフィリンを用いた光線力学的療法に必要な薬剤と機器の両方を扱うことで、安定供給と情報提供の体制を整え、がん治療法の一つである本治療法をさらに普及・拡大すべく取り組むとしている。