宅配業などを手掛けるグループの持株会社であるヤマトホールディングス(以下「ヤマトHD」)【9064】は、香港の事業会社である香港ヤマト運輸、香港ヤマト国際物流、香港ヤマトペイメントサービスの3社を合併し、新たに「香港ヤマト運輸」を設立すると発表した。香港ヤマト国際物流株式会社を存続会社とし、社名を香港ヤマト運輸に変更する。
香港ヤマト運輸は宅配便事業を、香港ヤマト国際物流はフォワーディング・ロジスティクス・国際引越事業を、香港ヤマトペイメントサービスは決済事業をそれぞれ行っている。
香港は東アジア、東南アジアにおける中心に位置し、国際金融センターとしての役割や、活発な自由貿易の影響により、アジア有数のビジネスハブとして多くの企業が進出している。
また、ヤマトグループの中長期戦略においても非常に重要なエリアであり、今後グループの海外事業の成長をより加速させるために、経営を効率化、顧客のニーズによりタイムリーにグループ各社の機能をワンストップで提供していくことが必要と考え、今回の合併に至ったもの。