合成樹脂フィルムや液晶向け光学フィルムなどの新規材料、建材の製造・販売を行う大倉工業【4221】は、連結子会社であるオークラプロダクツ香川(存続会社)が、同じく連結子会社であるOKプロダクツ岡山(消滅会社)を吸収合併し、新商号を「オークラプロダクツ」とすると発表した。
オークラプロダクツ香川は、食品・生活関連商品の包装用フィルムや全国の自治体向けごみ袋などの製造と加工請負業を展開。一方OKプロダクツ岡山は、ポリオレフィン等衛生協議会の自主基準に適合した規格袋の製造が中心で製品品質の安心・安全を強みとしてきた。
しかし近年では、環境や市況の変化とともにより一層のコスト低減要求が高まっていることから、体制強化を目的に両社の製造製品の整備や管理業務の統合・集約を行うもの。
すでに新しい事業計画も進めており、今後も両社の特徴を活かした「ものづくり」に注力し、今まで以上に地域で信頼される魅力的な事業会社に成長させる考え。