システム開発の日本システム技術【4323】は、業務用システムの受託開発などを行うアイエスアールの株式を取得し、子会社化すると発表した。
日本システム技術は、システムの受託開発を主とするソフトウェア事業と、「GAKUENシリーズ」を始めとした大学向け統合業務パッケージの開発・販売を主力とするパッケージ事業、IT機器の販売及び情報通信インフラの構築を中心としたシステム販売事業、並びにレセプトの自動点検サービス「JMICS」に加え、分析・医療費通知サービス、点検者向けクラウドサービス及びデータヘルス計画支援サービス等のトータルサービスを行う医療ビッグデータ事業の4事業を行っている。
アイエスアールは、昭和58年の創業以来、都市ガス、通信、流通・小売業界向けシステム開発及びソフトウェア開発を手掛け、東京エリアを中心に業界の有力企業を顧客基盤に有している。また、チェーンストア向けワンストップ販売支援システムや発注棚卸管理用クラウドシステムといったソリューションを提供している。
今回、アイエスアールの子会社化により、東京エリアでの事業拡大およびSIサービスの強化に寄与するとともに、両社が保有する開発技術の共有等で相乗効果を生み出すことにより、日本システム技術グループの成長力を更に促進できると判断したもの。