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武蔵精密工業、ドイツの鍛造・機械加工メーカーを子会社化 欧州地域における事業基盤強化

自動車部品メーカーの武蔵精密工業【7220】は、Hay Group各社の持株会社であるHay Holding GmbH(子会社を併せて以下「Hay Group」)の全株式を取得することを、The Gores Group(以下「Gores社」)と合意したと発表した。

武蔵精密工業は、独自の精密鍛造技術の強化、グローバル生販体制の拡充、世界最速オペレーションの構築、及び商品開発力の強化による次世代ムサシブランド商品の創出を推進してきた。現在、アジアに15拠点、米州に5拠点、欧州に1拠点の合計21生産拠点を有し、グローバルで顧客への供給体制を整えている。

Hay Groupは、1925年に創業、ドイツに本社を持つ欧州最大手の鍛造・機械加工メーカーであり、高速大量生産を可能とするハテバ社製鍛造機や大型鍛造プレス等の設備を保有し、特色ある大型パワートレイン部品の商品群において競争力を有している。また、欧州の主力完成車メーカー及びサプライヤーに対して強固な取引関係を築いている。

今回の買収により、武蔵精密工業は欧州地域における事業基盤の強化を図り、グローバル市場でのプレゼンスを高めることが可能になるとともに、生産・開発・販売領域でのシナジー効果を見込むもの。

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