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京セラ、米国ソリッド工具メーカーを子会社化 機械工具事業の強化へ

電子部品や通信機器などを手掛ける京セラ【6971】は、米国のソリッド工具製造販売会社であるSGS Tool Companyおよびそのグループ会社(以下「SGS Tool」)の全株式を取得すると発表した。SGS Toolを子会社化し、KYOCERA SGS Precision Tools, Inc.として事業を開始する予定。

切削工具は、自動車、航空、エネルギー、産業機械、医療など、さまざまな製品の金属加工などに用いられており、刃先交換型工具と、刃先一体型のソリッド工具があり、市場からは、総合工具メーカーとして、荒加工から仕上げ加工まで、トータルにソリューションを提供できる体制構築が求められている。

SGS Toolは、自動車、航空、エネルギー、医療などの市場に強みを持ち、米国および英国を中心に事業を展開するソリッド工具の製造販売会社である。

現在、京セラグループは、刃先交換型工具を主力として、グローバルに事業展開しており、SGS Toolを京セラグループに迎えることで、トータルソリューションを提供できる体制を構築し、価値ある総合工具メーカーとして、グローバルに事業を強化していくもの。

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