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日本エム・ディ・エム、日本特殊陶業と資本業務提携 企業価値向上へ

整形外科・脳外科分野の医療機器輸入を手掛ける日本エム・ディ・エム【7600】は、セラミックス製品メーカーの日本特殊陶業との資本及び業務提携に関する契約を締結すると発表した。なお、これに伴い、平成20年7月30日に伊藤忠商事と締結した資本業務提携については解消する。

日本エム・ディ・エムグループの事業領域である整形外科治療機器市場は、主たる日米両市場において高齢化の影響やQOLに対する考え方の変化などにより市場規模は年々拡大している。一方、国内市場は償還価格見直しによる継続的な販売価格の引き下げ、また、北米市場においては集中購買の拡大などによる販売価格の引き下げ圧力の高まりにより、厳しい事業環境が継続すると考えられている。

このような状況下、日本特殊陶業は、日本エム・ディ・エムが平成28年4月20日に公表した「株式の売出し、主要株主、主要株主である筆頭株主の異動及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ」のとお り、伊藤忠商事が保有する日本エム・ディ・エム普通株式7,942,764株(発行済株式数の割合30.00%)全てを取得することとなった。

本株式譲渡に際して、日本エム・ディ・エムは、 日本特殊陶業との間で資本業務提携関係を構築し、両社の経営資源を有効に活用することにより、より一層の事業の拡大、業務の効率化を図り、医療機器分野における日本エム・ディ・エムグループ及び日本特殊陶業グループの持続的成長を実現し、両社グループの企業価値を高めることを目的として、本資本業務提携を締結するに至ったもの。

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