カナダのマニュライフ・ファイナンシャル・コーポレーション(以下「マニュライフ」)のグループ企業であり、保険業を行うマニュライフ生命保険は、子会社2社の吸収合併を発表した。マニュライフ・アセット・マネジメントを存続会社、マニュライフ・インベストメンツ・ジャパンを消滅会社とする合併を行う。
マニュライフ・アセット・マネジメントは、マニュライフの資産運用ビジネス部門であり、主な運用拠点を米国、カナダ、英国、日本など世界計16ヵ国・地域に構え、株式や債券といった伝統資産およびアセット・アロケーション戦略のみならず、森林や農地への実物投資等オルタナティブ資産に至るまで、多岐にわたるグローバル投資戦略サービスを提供している。
マニュライフ・インベストメンツ・ジャパンは、マニュライフの日本における投資信託運用会社として設立され、マニュライフ・ファイナンシャルグループの長い歴史と豊富な実績に裏付けられたノウハウや危機管理能力を活用し、顧客の資産運用ニーズに応える商品・サービスを提供している。
合併後のマニュライフ・アセット・マネジメントでは、投資顧問分野、投資信託分野で両運用会社がそれぞれ蓄積してきたノウハウを融合させ、より良質で付加価値の高い資産運用サービスを提供できる体制を構築するもの。