広告大手の電通【4324】は、海外本社である電通イージス・ネットワークがマレーシアの総合デジタルエージェンシーConsider Digital Sdn Bhd(以下「コンシダー・デジタル」)の株式51%の取得と、今後段階的にシェアを拡大して完全子会社化することを発表した。
2013年に設立されたコンシダー・デジタルは、SEM、ソーシャルメディア、コンテンツマーケティング、データ分析からEコマースまで、デジタル広告マーケティング領域全般を扱っている。
株式取得後、電通はコンシダー・デジタルを電通グループのグローバルネットワーク・ブランドの1つでデジタル・パフォーマンス領域に強みを持つ iProspect(アイプロスペクト)の現地法人アイプロスペクト・マレーシアと合併させ、社名をConsider iProspect(コンシダー・アイプロスペクト)に改称する予定。
今後はマレーシアのグループ各社との連携を図ることで、同国での成長戦略を加速させていくもの。