人材業界2位のテンプホールディングス(以下「テンプHD」)【2181】は、世界40ヶ国以上で人材サービスを展開するKelly Services, Inc.(以下「ケリーサービス」)と南アジア地域における合弁事業化契約を締結すると発表した。また、当該合弁事業の開始に伴い、ケリーサービスのアジア・パシフィック地域の子会社株式を取得し連結子会社化すると発表した。
テンプHDは、アジアを代表する人材サービスのリーティングカンパニーを目指し、日本国内外の事業基盤の強化を実施している。海外事業においては、アジアを中心に海外8ヶ国/地域35拠点にて人材紹介や人材派遣、人事コンサルティングサービスを展開しており、中国・韓国・台湾等を北アジア地域、ベトナム以南を南アジア地域として、それぞれ香港・シンガポールに統括会社を設置、戦略立案から実行まで機動的に運営可能な体制整備を進めてきた。
北アジア地域においては、ケリーサービスとの合弁事業を平成24年11月から開始し、組織・営業拠点の融合が順調に進んでいる。
今回、南アジア地域及びインド、オーストラリア、ニュージーランドにおいても、同社と合弁事業を開始することで、両社の持つノウハウ、取引先企業、求職者を共有し、当該地域におけるプレゼンスを高めていくもの。
また、現在ケリーサービスの100%子会社であるKelly Services (Singapore) Pte. Ltd.を、アジア・パシフィック地域の統括会社「TS Kelly Asia Pacific」として合弁化し、当該合弁会社の傘下にテンプHDの南アジア地域の子会社、既に合弁事業化している北アジア地域の子会社及びケリーサービスの南アジア地域の子会社・事業を現物出資等により移転を予定している。これにより、ケリーサービスのアジア・パシフィック地域の子会社14社が新たにテンプHDの連結子会社となり、アジア地域全体にわたる合弁事業を形成するもの。