タイヤ・ゴムメーカーの横浜ゴム【5101】は、生産財タイヤ事業の拡大のため、Alliance Tire Group各社の持株会社であるオランダのAlliance Tire Group B.V.(子会社を併せて、以下「ATG」)の全株式を取得すると発表した。買収金額は約1,356億円(1,179百万USドル)。
横浜ゴムは現在、中期経営計画において、タイヤ事業戦略の柱のひとつとして「生産財タイヤ事業の拡大に向けた戦略」を掲げ、鉱山・建設車両用超大型ラジアルタイヤの開発や拡販に取り組んでいる。
ATGは、農業機械用タイヤ、産業機械用タイヤ、建設機械用タイヤ、林業機械用タイヤの製造・販売に特化した事業を展開しており、各々のラジアルタイヤ、バイアスタイヤを欧州、北米を中心に世界約120カ国以上に販売している。
今回、ATGを買収することで、横浜ゴムの生産財タイヤのラインナップに農業機械用タイヤ、産業機械用タイヤ、林業機械用タイヤが新たに加わり、今後は生産財タイヤ事業を拡大させ、グローバル展開を加速させていく考え。
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