事務機器事業等のセコニックホールディングス【7758】は、子会社であるセコニック技研の第三者割当増資の実施を行うと発表した。
セコニック技研は、セコニックグループにおける基礎研究・新製品開発の役割を担っているが、さらなる企業価値の向上を図るため、本件子会社のグループ内での位置付け及び事業内容について再検討をしてきた結果、現在の事業内容を抜本的に見直し、ソフトウェア開発事業に進出するべく、その体制整備を進めてきた。
当該新規事業のスピーディな立ち上げとグループ収益への早期の貢献を図るため、業務提携先であり、かつさまざまなソフトウェア企業群を傘下に持つTCSホールディングスに対して、経営ノウハウをはじめ経営リソースの協力を求め協議を重ね、今回、TCSホールディングスを引受先として当該第三者割当増資を実施し財務基盤の強化を図り、即戦力となる技術者の人的支援を受けるもの。
両社は今後、より強固な協業関係を礎に、新たな事業展開を推進して行く考え。