靴・バッグ等の企画・開発等の卑弥呼【9892】は、HSHによる卑弥呼の普通株式に対する公開買付けに関して、賛同の意見を表明すると発表した。
HSHは、今回の公開買付け及びその後の一連の手続きにより卑弥呼を完全子会社化することを企図しており、卑弥呼は上場廃止となる予定。
HSHは、卑弥呼株式を保有することを目的に設立された合同会社であり、事業再生や不良債権ビジネスを中心に投融資事業及びアドバイサリー事業を展開するリサ・パートナーズがその持分を所有している。
卑弥呼は、百貨店の自社ブランド重視や、婦人靴売り場の縮小、アパレル業や新業態の出現に伴う競争激化等、厳しい市場環境と相まって売上高が低調に推移していることから、戦略的パートナーとの協働が望ましいとの考えに至ったもの。
買付け等の価格は、普通株式1株につき2,059円。