総合商社大手の三井物産【8031】は、スマートフォン向けフリーマーケットアプリ「メルカリ」の企画・開発・運営を行うメルカリの第三者割当増資を引受けたと発表した。
第三者割当増資約84億円の内、三井物産はリードインベスターの1社としての出資となり、取締役1名を派遣する予定。
メルカリ社は、中古品を販売したい売り手とその買い手を、ICT技術を活用しスマホ上で結び付けるフリマアプリを運営しており、既に日米合計3,200万(日本:2,500万、米国:700万)ダウンロードを達成しており、シェアリングエコノミーの一角を担う主要企業として急成長している。
三井物産は、国内最大規模の利用者数を有し、グローバル展開を志向するメルカリ社は共同で事業展開を進めるパートナーとして最適と判断し、同社に出資参画することを決定したもの。