大手総合電機メーカーの東芝【6502】は、キヤノン【7751】に対し、東芝メディカルシステムズ(以下「TMSC」)の売却に係る独占交渉権を付与すると発表した。
東芝は、ヘルスケア事業が本来持つポテンシャルを最大限発揮し、企業価値・顧客価値の最大化を図るためには、積極的な支援を行う外部資本を導入し、同時に東芝の財務体質強化を実現することが適当と判断し、TMSCの売却の手続を進めてきたが、平成28年3月9日開催の取締役会において、各買い手候補者からの提案を、TMSCの企業価値評価額や手続きの確実性等の観点から総合的に評価した結果キヤノンに対し、TMSCの売却に係る独占交渉権を付与することを決定したもの。
独占交渉権の有効期間は平成28年3月18日まで。