住宅サービス事業のLIXILグループ【5938】は、LIXIL Water Technology(以下「LWT」)の組織改編を行うと発表した。
LIXILグループで水まわり事業を担当するLWTの組織体制を簡素化するもので、グループでは、グループ子会社の ガバナンス体制と内部統制システムの強化を推進しており、今回の組織改編は継続的な取り組みの一環。
今回の組織改編により、LIXILの代表取締役社長兼CEOの瀬戸欣哉氏が、責任の範囲を広げ、LWTのグローバルな事業を直接指揮する。この組織改編に伴い、LWTの現CEOであるDavid Haines氏は退任する。
LIXILグループは、LWTの組織改編により、成長戦略の迅速かつ着実な遂行に加え、内部監査、財務会計、財務監督に関する新しい施策やプログラムの導入、グループ行動指針に関する教育・研修、日本に本拠を置くグローバル企業としての規則や行動規範の遵守徹底を、さらに進めるとしている。
今後はLWTの事業運営の独立性は維持するとともに、スピード感のある経営によって、成長戦略の実現と顧客視点のビジネスのさらなる成長を目指す考え。