モーター用巻線設備の開発等を手掛ける小田原エンジニアリング【6149】と、ローヤル電機【6593】は、10日、小田原エンジニアリングを株式交換完全親会社とし、ローヤル電機を株式交換完全子会社とする株式交換を行うと発表した。
小田原エンジニアリングはモーター用巻線設備の総合メーカーで、一方のローヤル電機グループは、子会社5社及び関連会社1社により構成され、主として送風機、照明等住宅関連設備、自動巻線機及び企業再生支援の各事業を行っている。
今回の完全子会社化により、シナジー効果を含めよりコスト削減が可能となることから、削減されるコストを今後の事業展開に用いることができるほか、潜在的な利益相反問題の可能性も排除することができると判断したもの。
また、ローヤル電機の限られた経営資源の中で小田原エンジニアリンググループの経営資源の最適かつ効率的な活用と事業戦略の一層の共有化及び競争力の強化を進め効率的に企業価値の極大化を目指すことを可能とするとしている。