製薬会社の武田薬品工業【4502】は、国内を中心としたコンシューマーヘルスケア事業のさらなる成長を目指し、武田薬品工業のジ ャパンコンシューマーヘルスケアビジネスユニット(以下「JCHBU」)事業の分社化に向けて100%子会社 「武田コンシューマーヘルスケア」(以下「新会社」)を設立すると発表した。
武田薬品工業は、新会社を設立した後、武田薬品工業のJCHBU事業を吸収分割により新会社に承継させ、新会社は2017年4月から営業を開始するとしている。
武田薬品工業のJCHBUは、「アリナミン」「ベンザ」をはじめとする一般用医薬品や健康食品「緑の習慣」を中心に持続的な成長を実現している武田薬品工業のビジネスユニットで、今後予定されている分社化により、新会社は、 コンシューマーヘルスケア市場においてより機動的なビジネスモデルを構築し、当該市場における環境変化に迅速に対応することで当該事業の成長をさらに加速させる考え。