金融持株会社の大和証券グループ本社【8601】は、エネルギー・インフラストラクチャー分野を投資対象としたファンド運営を行う株式会社IDIインフラストラクチャーズ(以下「IDI-I」)を子会社化したと発表した。
IDI-Iは、エネルギー・環境などのインフラストラクチャー関連分野への投融資に特化したユニークなファンド運営会社であり、IDI-Iは、同分野に精通した金融機関出身者、エンジニア、コンサルタント などの役職員で構成され、運用ファンドを通じて、電力小売事業者や各種発電所などを中心に数百億円規模の投資実績が有る。
大和証券グループ本社とIDI-Iは、平成26年9月にエネルギー・環境分野に係る業務提携をし、その後も継続して提携関係の深化について協議を進める中で、今回、大和証券グループ本社がIDI-Iの増資を引受け、議決権の50.01%を保有 し、同社を子会社化することに合意したもの。
今後は、インフラストラクチャー関連分野に顕著な実績を有するIDI-Iをグループ会社として迎え、大和証券グループが有する総合証券グループとしての機能と融合することで、これまで以上に同分野における顧客ニーズに応えた金融商品やソリューションの提供が可能になるとしている。