宅配大手のヤマトホールディングス【9064】は、連結子会社であるヤマト(以下「YTC」)とNEOPOSTS.A(以下「ネオポスト」)が、日本においてオープン型宅配ロッカーインフラを構築し、運用するための合弁会社の設立に向けて基本合意したと発表した。
事業各社は、コンビニエンスストアを活用した受け取り場所の拡大など、受け取る利用者の利便性を向上させる施策を実施しており、YTCも利用者が「受け取りたいタイミング」で「受け取りたい場所」で受け取れるよう、受け取り場所の拡大を進めてきた。
その一方で、ヤマトグループはオープン型宅配ロッカーを活用した、新たな生活インフラの構築を検討してきた。ネオポストグループは、フランス国内でオープン型宅配ロッカーネットワークを構築し、エンドユーザーの利便性の向上に取り組んでいる。
YTCとネオポストで合弁会社を設立し、ネオポストが持つ宅配ロッカーインフラ構築のノウハウを活用することで、日本国内で宅配各社が利用出来る新たな宅配ソリューションの提供を実現していく。