医療関連開発の、ムンディファーマは、完全子会社のスペクトラム・ファーマシューティカルズ合同会社(以下「スペクトラム」)を吸収合併すると発表した。また、これに伴い、スペクトラムが保有しているゼヴァリン®製品の製造販売承認をスペクトラムから承継する。
ゼヴァリン®は現在ヨーロッパ、ラテンアメリカ諸国、アジア地域を含む40ヶ国以上で承認され、日本では再発または難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫およびマントル細胞リンパ腫の治療に使用されている。
今回の吸収合併により、ゼヴァリン®製品を承継することにより、同製品を必要とする日本の患者の治療アクセスの向上と、現在ムンディファーマのパイプラインにあるがん製品と合わせて治療機会の拡大を目指すとしている。