純粋持株会社のバルクホールディングス【2467】は、連結子会社であるバルク(以下「バルク」)が、ブーメランイット・ジャパン(以下「BIJ社」)と、14日、情報セキュリティ分野における業務提携契約を締結したと発表した。
バルク社は、マイナンバー制度の導入等により求められる情報管理体制の構築・強化に有効なプライバシーマーク認定取得やISO27001(ISMS)認証取得に関する支援等を行う情報セキュリティコンサルティング事業を手掛けており、大企業から中小企業まで幅広い顧客層に対して情報セキュリティ体制の構築や情報セキュリティに関する様々なコンサルティングサービスを提供している。
一方で、BIJ社は、主要事業として米国ブーメランイット社との独占ライセンス契約に基づき、国際的な紛失物回収サービス「マイブーメラン」の提供を行っている。「マイブーメラン」は、MDM(モバイルデバイス管理)システムを補完し情報セキュリティ対策の完成度を高めるサービスであることから、バルク社の情報セキュリティコンサルティングサービスとの高い親和性も有している。
今回の業務提携契約は、BIJ社の提供する「マイブーメラン」について、バルク社の情報セキュリティコンサルティング事業における既存及び新規顧客からの需要が見込まれるほか、国内においてMDM(モバイルデバイス管理)システムの普及が進むなか、大半の企業等において未対応となっている紛失物対策にかかるサービスをバルク社が取扱うことで、顧客に対してより高い付加価値を提供できるとともに、双方の事業のさらなる発展が期待されることから、両社間で合意に至ったもの。