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トーホー、シンガポール業務用食品卸売会社を子会社化 グループ初の海外進出

総合食品卸のトーホー【8142】は、平成27年11月24日付「シンガポール業務用食品卸売会社 Marukawa Trading(S)Pte.Ltd. の株式取得(子会社化)に向けた協議の開始に関するお知らせ」にて開示した通り、Marukawa Trading(S)Pte.Ltd.(以下「マルカワトレーディング」)の子会社化に向けて協議を進めていたが、今回、同社の全株式を取得し、子会社化すると発表した。なお、取得価額は非開示。

トーホーグループは、主要事業である業務用食品卸売事業を国内で展開しており、中期経営計画では、「コア事業強化の為の事業基盤の拡大」「M&A戦略の更なる加速」などを重点施策とし、同事業における更なるシェア拡大を図っている。一方、同事業の中長期的な成長戦略を見据える中で、海外展開は課題の一つとして捉えており、海外企業のM&Aについても検討を進めてきた。

マルカワトレーディングはASEAN諸国のハブ拠点として発展を遂げるシンガポールで、ホテル・日本食レストラン等を主な取引先として日本食の食材等の業務用食品卸売事業を営む会社である。 同社を子会社化することにより、トーホーグループでは初の海外進出に繋がり、同社では日本食向けの食材卸機能の更なる強化が期待できるなど、双方におけるシナジー効果が非常に高いと判断し、今回の決定に至ったもの。

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