大手電気機器メーカーの富士電機【6504】は、CACJointStockCompany(以下「CAC」)の株式の65%を譲り受ける旨の契約を締結したと発表した。
CACは、ベトナムの有力エンジニアリング会社で、富士電機は、今回の買収により、アジアにおけるエンジニアリング機能を強化し、事業拡大を図る。
富士電機は、海外事業の拡大に取り組んでおり、特に近年、アジアにおいて、M&A、設備投資による事業基盤の強化を推し進めている。
今般、アジア事業のさらなる拡大に向け、ベトナムのほか、ミャンマー、カンボジアにもプラントエンジニアリングの実績を有するCACを買収し、エンジニアリング機能の強化を図る。また、富士電機がベトナムで高いシェアを持つ発電プラントの保守・メンテナンスサービス拠点としての活用も目指す考え。