複合商業企業の東京テアトル【9633】は、東京テアトルのマンション管理事業を東京建物アメニティサポートが平成28年2月10日をもって承継する会社分割を行うと発表した。
東京テアトルは、映像関連事業、飲食関連事業、不動産関連事業の3つを基幹事業と位置付け、各事業の中のより成長性の高い事業へ経営資源を集中することで成長を図ることを中長期的な経営戦略としている。
そうした中で、 対象事業については、事業規模が小さく独自での拡大が難しいと判断し、引き続き成長発展させることができる会社へ外部移管することを検討していた。一方、東京建物アメニティサポートは、マンション管理の専業会社として規模拡大によるビジネスチャンスの創出並びにサービス品質の向上等を企図したM&A戦略を推進しており、両社の戦略が一致したことから、これまで両社間で協議を行なってきた。
その結果、東京テアトルは、東京建物アメニティサポートがマンション管理業への理解が深く顧客へのサービス向上が期待できることなどから 外部移管先として相応しいと判断し、対象事業を同社が承継する会社分割を行うこととしたもの。