西日本旅客鉄道【9021】(以下「JR西日本」)は、ブラジル都市旅客鉄道事業に出資することを決定し、三井物産【8031】から、同社子会社であるガラナアーバンモビリティの株式の一部を譲り受ける契約を締結したと発表した。
JR西日本グループは、「JR西日本グループ中期経営計画2017」において、グローバルな市場を視野に入れ、グループとしての成長の芽を育むべく、海外鉄道プロジェクトへの参入などを通じた新たな事業の可能性を開拓するとともに、海外鉄道の整備、運営への協力を通じた人材の育成をめざすとしている。
今回、三井物産が保有するブラジル都市旅客鉄道事業への出資会社「ガラナアーバンモビリティ」の株式を取得し、現在計画中の技術支援と合わせ、ブラジル都市旅客鉄道事業の安全安定輸送に貢献するとともに、JR西日本における海外鉄道事業ノウハウの獲得および人材育成や技術支援を通じた国内鉄道事業の発展に寄与することをめざす考え。