コンテンツ配信事業のエムティーアイ【9438】は、19日、スタージェンの株式を取得すると発表した。出資比率は27.09%となり、持分法適用関連会社となる。
エムティーアイは、成長性が高い分野と期待されるヘルスケアサービス事業に対して中長期的に取り組んでいる。スタージェンは、東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センター・センター長や理化学研究所ゲノム医科学研究センター・センター長等を歴任された鎌谷直之氏によって設立され、遺伝統計学と統計学分野の権威として、アカデミアや企業の様々な研究をサポートするほか、疾患の遺伝学的研究の結果を用いた、新薬開発やドラッグリポジショニング、ICTの技術を用いたヘルスケア事業を行っている。
エムティーアイは、遺伝子解析サービス「DearGene(ディアジーン)」の遺伝子解析に関する解析ロジックを提供しているスタージェンの株式を取得することにより、同社とさらなる協業関係の強化を図り、ヘルスケアサービス事業の拡大を目指す考え。