総合商社の三菱商事【8058】と、建設会社の千代田化工建設【6366】は、それぞれの100%子会社Diamond Generating Europe社、Chiyoda Generating Europe社を通じて、EDP Renewables社、Engie社、Repsol社とともに、ポルトガルにおける浮体式洋上風力発電事業に出資参画すると発表した。
三菱商事と千代田化工建設はそれぞれ20%ずつ出資する。
三菱商事は、現在オランダにおける着床式洋上風力発電事業や、イギリス・ドイツでの海底送電事業を手掛けており、今後も引き続き、欧州で再生可能エネルギーを含めた発電事業を積極的に拡大し、現在グローバルベースで保有する発電資産約500万kWを2020年までに750万kWへ拡大することを目指す。
また千代田化工建設は、中期経営計画において、事業投資の加速及び再生可能エネルギー分野の強化・拡大を成長戦略として掲げており、本事業への参画はこれらを推進するもので、また初めての海外向け電力事業投資案件への参画を果す。