投資事業を手掛けるOakキャピタル【3113】は、創業1569年のオーストリア老舗ベーカリー「ホーフベッカライエーデッガー・タックス」を日本で展開するヴェルケスを買収したと発表した。
Oakキャピタルは、主力事業である上場企業向けのエクイティファイナンス投資に加え、長期投資となる事業投資およびブランド投資を推進している。すでにブランド投資ではフランスの銀食器メーカーの「クリストフル」や漆器の老舗「山田平安堂」へ出資している。
ホーフベッカライエーデッガー・タックスは、ハプスブルグ家から王家御用達の称号を与えられ、同家の紋章の使用が認められ、店の看板にも、ハプスブルグ家の紋章が使われ、王家御用達としての伝統と誇りを受け継ぐブランドベーカリー。
Oakキャピタルはオーストリアの伝統的なレシピを通じ、同事業をヨーロッパの食文化の発信基地として展開するとしており、2016年には旗艦店を青山エリアに出店する予定。