総合商社の丸紅【8002】と、パナソニック【6752】の子会社でデジタルサイネージ分野で実績のあるピーディーシー(以下「PDC」)は、2015年11月13日に資本提携の手続きを完了したと発表した。
丸紅は、パナソニックからの株式譲受により、PDCの発行済み普通株式の30.0%を取得した。
PDCは、六本木ヒルズ、東京スカイツリー等の大型施設をはじめ国内1万箇所超への「配信運営実績」を持つデジタルサイネージ分野で国内有数の企業で、今後、スポット広告を簡単に配信できる「アドプラットフォーム」を国内だけでなくグローバルに展開し、事業拡大を図るため総合商社である丸紅と提携するもの。
丸紅は、100%子会社の丸紅テクノシステムを通じてPDCのデジタルサイネージ販売で過去より協業関係にあり、今回の資本提携を通じグローバル展開を拡大すると共に国内では2020年に向けた多言語サイネージや様々なデジタルデバイスと連携させたプラットフォームの拡販等、新たな事業機会への取組みを加速していく方針。
パナソニックは、社内ベンチャー制度で生まれたPDCの更なる成長を実現させるために丸紅に株式を一部譲渡する。