マンション管理会社の伊藤忠アーバンコミュニティは、2015年11月12日に西日本エリアを中心に分譲マンション管理及びビル管理事業を展開する大阪ガスコミュニティライフの発行済み全株式取得に関して、同社の100%株主である大阪ガスセキュリティサービスと株式譲渡契約を締結したと発表した。
管理業界における事業再編・差別化など競争激化に対し、伊藤忠アーバンコミュニティは様々な創意工夫、コストマネジメント、事業基盤の強化・拡大に取り組んでいるが、更なる成長に向け、管理ストック規模の拡大、周辺分野への業務展開等を積極推進する必要があると判断し、今回、西日本エリアにてマンション管理(313棟、約32,000戸)とビル・施設管理(195棟〔内、部分管理152棟含む〕)を主力事業として展開する大阪ガスコミュニティライフの発行済み全株式の譲渡契約を締結するに至った。
今後は、西日本エリアの基盤強化・拡大を推進するとともに、厳しい事業環境の中で勝ち残る為に、顧客のニーズを敏感に感じ取り、きめ細やかでより質の高い管理サービスの提供を実践し、顧客に選ばれる総合不動産管理会社として成長することを目指すとしている。