各種油圧システム製品製造のKYB【7242】は、建設機械向け油圧機器事業を主とするハイドロリック・コンポーネンツ事業(以下「HC事業」)について、中国グループ会社の合併、および国内グループ会社再編検討に関する決定をしたと発表した。
KYBグループにおけるHC事業再編の一環として、中国における製造拠点および販売拠点を集約し、また国内(長野地区)における製造拠点を再編することにより、グループ各社の保有する 経営資源の有効活用など経営効率化を促進し、今後の事業環境の変化に柔軟に対応できる経営基盤の強化を図る考え。
中国グループ会社の合併は、製造拠点は連結子会社の凱迩必液圧工業(鎮江)有限公司を、同連結子会社の凱迩必機械工業(鎮江)有限公司に吸収合併し、販売拠点は非連結子会社の双凱液圧貿易(上海)有限公司を、同連結子会社の凱迩必貿易(上海)有限公司に吸収合併する。
国内グループ会社の合併は、連結子会社のKYB-CADACを、同連結子会社のKYB-YSに吸収合併する検討を開始し、KYBを含む3社によ り協議のうえ進めるとしている。