十六銀行【8356】と十六リースが、農林漁業成長産業化支援機構と共同で設立した6次産業化を支援する地域ファンド『じゅうろく六次産業化ファンド投資事業有限責任組合』は、オークヴィレッジに対し、第2号案件として出資を行ったと発表した。
このファンドは、農林漁業の6次産業化による地域経済の活性化に貢献するため、農林漁業成長産業化支援機構法に基づき設立した官民ファンドで、本件は同法に基づく出資実行として「東海三県においても第2号」となる。
オークヴィレッジは、創業当初から「100年かかって育った木は100年使えるものに」という合い言葉のもと、循環型社会を目指したモノづくりを理念に掲げ、これまで40年間、国産広葉樹を使ったモノづくりを行いながら、「山から木を1本もらったら木を1本返して未来に森林資源を残そう」と活動をおこなってきた。岐阜県は、森林大国である我が国の中でも森林面積が県土の約8割を占め、全国屈指の豊富な森林資源を得られる環境にある。オークヴィレッジの取り組みは、地域資源の活用により木に関わるステークホルダーの所得の増加や新規就労者の増加をはかる等、地方創生に大きく貢献することが期待できる事業であることから、出資を行うことを決定したもの。
今後も、十六銀行は、十六銀行グループ一体となって農林漁業を活性化させ、農山漁村における雇用創出と成長産業化に向けて取り組む方針。