不動産賃貸業のヒューリック【3003】は、AETOS Capital Real Estate, LP(以下「ACRE」)及びその関連会社が運用するファンド・ビークルの子会社であるSIAキャピタル及び芝浜が保有するシンプレクス・インベストメント・アドバイザーズ(以下「SIA」)の株式、シンプレクス不動産投資顧問(以下「SRM」)の株式及びシンプレクス・リート・パートナーズ(以下「SRP」)の株式の全てを、平成27年11月30日(予定)付で取得することについてSIAキャピタル及び芝浜と合意したと発表した。
本件株式取得に関連して、ヒューリックは、SRM株式、SRP株式及び SIAが保有するSIA不動産投資法人(以下「SIA REIT」)の投資口の全てを、平成27年12月15日を目途として、みずほ信託銀行の完全子会社となる会社(以 下「MHTB中間持株会社」)へ譲渡することでみずほ信託銀行と合意している。
ヒューリックは賃貸事業を中核に据えた不動産事業を営んでおり、東京を中心とした投資基準をもとにポートフォリオを拡大させ、安定性と成長性の両立を目指している。今回の株式取引はそのクライテリアに合致した物件をまとめて取得できる効果を持つ希少な投資機会であり、中長期的に 安定した賃貸事業収益の確保につながる効果を有していると考えてのもの。