東京電力【9501】は、三菱商事【8058】と共同で設立したカタールのガス火力発電・造水プロジェクトに参画するK1 Energy(出資比率:三菱商事98.5%、東京電力1.5%)への出資比率を1.5%から33.3%に引き上げると発表した。
この結果、本プロジェクトに対する出資比率は0.45%から10%へ拡大する。なお、今回の出資比率の拡大は、東京電力に長期間にわたって安定した収益をもたらすことができるものとしている。
本プロジェクトのガス火力発電設備(240万kW)および造水設備(59万m3/日)の建設工事については順調に進捗しており、予定通り2017年から運転開始を見込んでいる。
東京電力は、福島復興を実現するため、収益拡大に向けた事業基盤をより一層強化し、海外事業を積極的に展開する考え。