清酒製造メーカーの大関は、真富士屋食品と出資契約を締結し、全株式を取得して完全子会社化したと発表した。
真富士屋食品は1960年に設立され、ふりかけなどの乾燥食品やスープやめんつゆなどの液体食品、レトルト食品など多様な食品の製造販売を行っている。また、日本ではじめてアセプティック(無菌化包装)を行うなどの技術の向上につとめ、50年余、素材にこだわった品質本位の商品開発に努めている。
大関では主力の清酒事業だけでなく、発酵を核とした食品事業への展開を目指し、積極的に新事業の拡大にも取り組んでおり、今回、高い技術力を有する真富士屋食品をグループに迎えることで、両社のこれまで培った経営資源を相互に活用し、新たな商品開発など更なる事業発展を目指すとしている。