再生可能エネルギーへの投資を促進するクレアホールディングス【1757】(以下「クレアHD」)の子会社であるクレアが、副資材及び電力の共同購買を行う日本ロジテック協同組合(以下「日本ロジテック」)と業務提携することを決議したと発表した。
平成28年の電力完全自由化に向けて市場拡大を背景に、クレアHDグループがエネルギー関連事業の継続・拡大を図るため、これまでに太陽光事業にて取り組んできた知識・ノウハウとビジネスネットワークを活かし、太陽光事業を含むエネルギー関連事業として、電力調達のための電力発電施設の開発及び既存発電事業者の開拓業務、電力販売のための電力需要家の開拓業務を行うもの。
従来、電力は大手電力会社が地域毎に独占的供給を行っていたが、電気事業法の規制緩和により自由に電力が売買できるようになってきており、今後この流れは更に拡大すると予想されることから、クレアは、日本ロジテックが行う電力共同購買事業(エコサブ)に関する、電力発電事業者(卸供給事業者)及び電力需要家の斡旋(組合員獲得)に関する業務提携契約を締結する。
この業務提携契約と並行して、クレアは、日本ロジテックに対して、平成27年10月13日付で、日本ロジテックの有する電力販売に係る債権の一部を譲り受け、その対価として1億円の資金支援を実行する予定。