システムインテグレーターの富士通ネットワークソリューションズ(以下「FNETS」)と東邦電気工業(以下「東邦電気」)は、ネットワークインテグレーションビジネスの拡大を目的として、2010年に共同で設立した東邦ネットワークテクノロジー(以下「TNW」)の発行済株式について、FNETSの出資比率を現在の34%から51%に変更し、TNWをFNETSの子会社とすると発表した。なお、商号は富士通東邦ネットワークテクノロジー(以下「FTTEC」)に変更する。
また、東邦電気はFTTECの発行済株式の49%を保有する株主として残るとしている。
ネットワーク市場におけるビジネス環境は、SDN、IPv6やワイヤレスネットワークへのシフトが進むことで、より複雑化するとともに、IoT、M2Mを中心とした先進のテクノロジービジネスも活性化している中、 複雑化や活性化が増していくネットワークビジネス市場を主導していくためには、ネットワーク専門のSEリソースの拡充が重要であるとしているとして、FNETSは今回、顧客のネットワークの企画・設計・構築・運用・保守までをワンストップで提供するFTTECにネットワーク専門のSEリソースを集中させることで、ビジネス拡大を目指す。