輸送用機器のアイシン精機【7259】は、子会社であるアイシン・エーアイとトヨタ自動車【6201】が、昨年11月に基本合意した自動車用マニュアルトランスミッション(以下「M/T」)に関する開発・生産機能のアイシン・エーアイへの集約について、追加合意を行ったと発表した。
具体的には、量産車向けのM/T開発機能は、2016年内を目処にアイシン・エーアイに集約する。また、トヨタの国内生産分については、2016年2月を目処にアイシン・エーアイの国内工場への移管を完了する。
海外生産においては、アイシン精機が、フィリピントヨタ自動車部品およびトヨタキルロスカオートパーツの両社に、一部資本参加する。参加時期はそれぞれ2016年1月、2016年7月を目処に、資本参加の比率は全体の1/4から1/3の範囲で、関係者間で協議の上、決定する考え。