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資生堂、会社分割により一部事業を子会社へ承継 統合マーケティング力強化へ

化粧品販売の資生堂【4911】は、2016年1月1日を効力発生日として、会社分割により資生堂の日本向けのコーポレート機能の一部およびヘルスケア事業を完全子会社である資生堂販売に承継させると発表した。

資生堂は、昨年12月に発表した中長期戦略「VISION2020」の実現に向けた改革の一環として、各地域に、その地域での事業活動について責任と権限を持つ「地域本社」を発足させ、現場のニーズとノウハウを最大限に活用し、実行力に優れた体制を構築している。

今回の吸収分割によって、日本向けのコーポレート機能の一部およびヘルスケア事業を販売会社に承継させることにより、2016年1月1日から日本における事業活動について責任と権限を有する日本地域本社が稼動する。

今後は、ブランドを軸にした統合マーケティングを実行する体制を整備し、顧客起点の活動を一層深化させるとしている。

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