大手電気機器メーカーのオムロン【6645】は、16日、米国のAdeptTechnologyInc.(以下「AT社」)とオムロンの米国子会社を通じた株式公開買付け及びその後の当該米国子会社との略式合併により、AT社を買収することで合意したと発表した。
AT社は米国を拠点とする産業用ロボットメーカーのリーディングカンパニーで、製造業の多様なニーズに対応できる幅広い品ぞろえとともに、多様なロボットを制御する技術や、ロボットの目となるビジョンセンサ技術を保有していることを強みとしている。
オムロンは強みである制御機器とオートメーション技術にAT社のロボット技術を取り込むことで自動車、デジタルデバイス、食品飲料等の産業のメーカーに向けた「新しいオートメーションの創造」を推進し、産業の抱える課題に応えるためのソリューションを、メンテナンスやサポートと共に提供していく考え。