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タケエイ、イコールゼロを子会社化 新分野へ事業進出

産業廃棄物処理のタケエイ【2151】は、イコールゼロを子会社化することとし、全株式を取得したと発表した。

イコールゼロは、1971年の創業以来、長野県長野市において、一般廃棄物の収集運搬業及び産業廃棄物及び特別管理産業廃棄物(強廃酸・強アルカリ性廃液、有害物含有廃液、汚泥)の収集運搬・中間処理・再資源化を営んでいる。

今回のイコールゼロの子会社化は、北信地域という新たな地域への参入ということはもとより、タケエイグループにとっては、「廃液処理」「有害産業廃棄物処理」という新たな分野への事業進出を意味し、これまでタケエイが解決策を提供できなかった多くの既存顧客に対し、そのニーズに応えることが可能となるだけでなく、環境コンサルティング会社、環境分析会社、廃棄物収集運搬処理会社などグループ各社の取引顧客の課題解決策の提案にも大いに資する機能を有している。

また、イコールゼロにとっては、タケエイグループ会社、資本業務提携先などとの共同提案、共同営業によって廃液の受け入れ先の多様化を図り、受入れ量の安定的確保が見込めるだけでなく、中信地域で事業を展開するタケエイ子会社の信州タケエイ、さらに管理型最終処分場を運営する北陸環境サービスとの連携により、コスト低減が期待できるとしている。

今後、タケエイは、イコールゼロの子会社化により、双方の有する顧客基盤、リサイクル技術などの経営資源の共有化を早期に進め、環境負荷低減と資源循環型社会への貢献を目指して、再資源化に関する技術開発・ 実用化の取り組みを加速化させる考え。

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