ファンド運営のユーグレナインベストメントは、リアルテック育成ファンドの第一号の投資先として、ソーラーパネル清掃ロボット等を開発する未来機械に出資を決定したと発表した。
未来機械は、水を使わずに自動でソーラーパネルを清掃する軽量なロボット等の開発を行っている香川大学発のベンチャー企業。
現在中東諸国では大規模なソーラーパネルの設置プロジェクトが計画されているが、砂漠地域特有の砂塵がソーラーパネルに付着することによる発電効率の低下等が大きな課題となっている。その課題の解決を実現するロボットとして未来機械の開発した水を使わないソーラーパネル清掃ロボットは期待されており、中東諸国をはじめとする乾燥地域において需要が拡大することを想定。既に中東でのテストは実施されており、今後量産化へ向けた開発段階となっている。
リアルテック育成ファンドでは、未来機械が第三者割当増資により発行する株式を引き受け、ソーラーパネル清掃ロボットの量産化開発資金の資金提供、ファンドの出資企業と連携した中東諸国などでのマーケティング・販売の支援を行う。