特定規模電気事業者のイーレックス【9517】は、米国のSpark Energy, Inc.(以下「Spark社」)との間で、日本国内における低圧分野参入に向けて業務提携を行い、合弁会社を設立するための合弁契約を締結する方向で協議を進めると発表した。
イーレックスは、平成27年4月10日に公表した「低圧分野参入にむけて米電力小売と共同検討開始のお知らせ」のとおり、平成28年4月に予定されている電力システム改革により解放される低圧分野(家庭用・小規模オフィス・商店等)の小売部門の全面自由化にむけて、Spark社と日本国内における低圧分野への参入についてフィージビリティ・スタディを共同で行ってきたが、今回、Spark社との間で業務提携を行い、合弁会社を設立する方向で協議を進めることになったもの。
イーレックスとSpark社は、事業戦略・地域戦略に応じて、互いを重要なパートナーとして位置づけ、協業による低圧分野でのサービス提供体制を構築するとし、業務提携の一環として、低圧需要家向けの電力小売事業を営む合弁会社を設立すると共に、両社合同にてワーキンググループを組織し、合弁会社のスムーズな設立や協業分野の検討を行う考え。