電炉メーカーの合同製鐵(株)【5410】の連結子会社である三星金属工業(株)は、平成27年6月29日開催の同社第65回定時株主総会及び取締役会において、合同製鐵以外の全株主から自己株式を取得することを決議し、平成27年7月17日付でこれを実施完了したと発表した。これにより、三星金属工業は合同製鐵の完全子会社となった。
今回の子会社化は、製品市場面・コスト面の両方で、今後の電炉・鉄筋事業の経営環境は益々厳しさが増すこと が予想されるなか、合同製鐵の完全子会社とする事で、事業運営の一体化を従来以上に進め、事業の効率化と競争力の向上により、事業の強化と安定化を図ることが必要且つ有効と判断したためのもの。
取得した株式の総数は386,000株で、取得価額は3,782,800,000円(1株につき9,800円)。